2019年07月03日
所得税について
所得税は、会社からもらう給料や、自分で商売をして稼いだお金などにかかる税金です。
1年分の収入から、必要経費などにあたる額を差し引いた残りの金額が、所得税の額を計算するもとになる「所得」になります。
収入 - 経費 = 所得
税金の額を計算する際には、家族構成など本人を取り巻く状況などに応じて、
この所得から、更に一定の額を差し引きます(「控除」といいます)。
控除後の所得が高い部分ほど、適用される税率は高くなる仕組みになっています。
( 所得 - 控除 )× 税率 = 税額
このように、所得税は、所得の大きさに応じた負担を求めることができ、また、家族構成などの状況に応じたきめ細かな配慮を行うことができるものです。
また、消費税や相続税と違って、主に働く世代(現役世代)が負担していると
う特徴があります。
所得税の税収は、直近で19.0兆円(平成30年度予算額)となっており、各種の
減税や、分離課税分の落ち込みなどにより、ピーク時(平成3年度)の26.7兆円
と比較すると、約8兆円減少しています。
池袋 税理士・豊島区 税理士の久米会計事務所
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